最近では格安SIM会社が増えたり、安い中華製スマホが増えたりしてきています。
その恩恵として、スマホ2台持ちの導入がかなり安く可能になったことは嬉しいですよね。
そんな私も、先日「楽天モバイル 」を契約し、スマホ2台持ちを始めました。2台持ちにして感じているメリットとデメリットをお伝えしたいと思います。
「おすすめの格安SIM会社」についてもまとめていますので、検討している人は参考にして下さい。
(長文になりますので、目次から必要なところにジャンプして下さい)
スマホ2台持ちの導入理由
スマホの2台持ちを検討する理由は、人によってさまざまです。
- 仕事用とプライベート用の使い分け
- 通話用とデータ通信用
- 小型端末と大型端末
- 緊急用の予備として持つ など
もちろんスマホ1台でほとんどのことはできますが、2台持つことで「使い分ける」ことができます。
私も、少し前まではiPhone SEの1台運用でした。
iPhone SEはコンパクトな反面バッテリー持ちは悪く、全てをこの1台で行うには電池が足りませんでした。
「BIGLOBEモバイル」でXiaomiの「Mi 11Lite 5G」をSIMセットで購入し、2台持ちを開始しました。
現在の運用状況:スマホ2台+Wi-Fiで3,000円台
現在の私の運用状況になります。
iPhoneとAndroidを1台ずつ使用し、モバイルWi-Fiを契約しています。
固定回線:あり(賃貸マンションの無料Wi-Fi)
メインスマホ
- 機種:Apple「iPhone SE(第2世代)」
- 通信会社:IIJmio
- プラン:4ギガ
- 料金:990円(税込)
サブスマホ
- 機種:Xiaomi「Mi 11 lite 5G」
- 通信会社:なし(テザリング)
モバイルWi-Fi(2023年1月に解約予定)
- 通信会社:ゼウスWi-Fi
- プラン:スタンダードプラン(20GB)
- 料金:2,178円(税込)
できる限り料金を抑えたかったため、数社検討した結果「IIJmio」を選択しました。
au系の端末をお使いの方で、格安SIMへの移行を検討している方は、私が「IIJmio」を選び1年半使用したこちらの記事は参考にしていただけると思います。
月々の通信費の合計は、990円(IIJmio)+2,178円(ゼウスWi-Fi)=3,168円です。
2台持ちのメリット
普段感じている2台持ちのメリットを挙げます。
なお、前提として会社用のスマホは別に貸与されているため、プライベートでスマホ2台持ちをする人向けのメリットになります。
- 用途に応じて使い分けができる
- 充電切れのリスクが減る
- バッテリーの消耗を抑えられる
- それぞれ別の作業ができる
それぞれ説明していきます。
用途に応じて使い分けができる
スマホが2台あると、通話用とデータ通信用、普段遣い用と動画視聴用など、用途に応じて使い分けることができます。
私の場合、メインはiPhone SE(第2世代)のため、LINEを始めモバイルSuicaやその他電子決済などほとんどの機能をiPhoneで行なっています。
反対にサブの「Mi 11 lite 5G」は、画面が大きいため自宅でのネット検索や地図アプリ、動画視聴用としての使用が多いです。
また、こうした端末の特性を活かした使い分けだけでなく、サブの「楽天モバイル」の通話無料を利用して、電話はサブ端末から発信しています。
これにより通話料は基本的にはかからなくなります。
2台持ちによりスマホの使い分けができると、より快適かつお得にスマホを使えるようになります。
充電切れのリスクが減る
先に挙げたスマホの使い分けとも重なりますが、使用頻度が分散されるため充電が持つようになります。
特に地図アプリなどは電池の消耗が激しいので、地図をサブのスマホで見るようにしているだけでも、メインのiPhoneの充電が持つようになったと感じています。
単純に2台あればそれだけ長持ちするのは容易に想像がつきますね。
バッテリーの消耗を抑えられる
こちらも使用を分散することから来るメリットの1つ。
2台に分散させることで電池の消耗が減り充電回数が少なくなるので、理論上はバッテリーの寿命が長くなります。
実際には、これはまだ実感はしていませんが、長期的に感じることができると信じています。
それぞれのスマホで別の作業ができる
私は片方のスマホでyoutube動画を流し、もう片方で別の作業をする使い方をしています。
スマホでゲームをすることがある方は実感しやすいかもしれません。
片方のスマホでゲーム、もう片方はネット検索ができるので、1つのスマホで画面を行ったり来たりする必要がなくなります。
また、片方で通話をしている時にネットで調べたり、メモを見たりすることもできるので、端末が複数あると意外と便利だったりします。
2台持ちのデメリット
逆にデメリットはこちら。
- 持ち物が増える
- 管理が増える
- 出費が増える
- できることは基本的には同じ
3つは「増える」で統一されています。
「考えることが増えてしまう」ことがデメリットに共通することです。
持ち物が増える
スマホが2台になると、それだけ持ち歩く荷物が増えます。
始めは「いつも使っているカバンのどこにしまおうかな…」と悩んだことも。
収納力のあるカバンを日常的にお使いの方はあまり影響ありませんが、スマホ1つと財布で外出したい人には痛いところ。
合わせて充電器がメインと同じであれば問題ありませんが、私と同じiPhoneとAndroidの場合だと充電端子が異なるため、その分ケーブルが増えます。
部屋や持ち物が少しでもかさばるのイヤな超絶ミニマリストの方には向きません。
管理が増える
スマホが2台になると、それだけ管理するものが増えます。
管理するものを挙げると、
- 充電
- 通信量の契約プラン
これ以外にもあるかもしれませんが、真っ先に思いつくのがこの2つ。
特に毎日の充電や通信会社をどこにするか、あと人によっては毎月の通信量の管理が増えます。
楽天モバイルの場合、0円で運用したい人は毎月1ギガ未満になるように厳格に管理する必要がありますね。
出費が増える
毎月の通信費・スマホ本体をはじめ、その他ケースや画面保護のガラスフィルムなどの付属品の出費が増えます。
コストが増えるのは想像がつきますよね。
特にスマホ本体は快適に使うためには数年で買い替える必要もあり、ここはよく考えた方が良いかもしれません。
これらのコストに見合っただけのメリットが見出せるかどうか、よく検討した方がいいです。
できることは基本的には同じ
所詮スマホですので、できることは基本的には同じです。
どのスマホでも電話が通じて、LINEが使えて、ネットに繋がる。
アプリを入れてしまえばどのスマホでも同じことができてしまうのです。
あとはどのくらい快適に使えるか。
また、それぞれの端末には得意・不得意があります。
例えば、機能面では処理能力の高さやカメラ性能が良いものもあれば、物理的に本体の軽さや薄さがメリットのものもあります。
そのため、明確に使い分けるイメージを持っていないと、2台目を導入しても同じような機能なので持て余すことになるかもしれません。
新たに端末の追加購入を検討する場合は、可能な限りどのシチュエーションで使いたいかを事前にイメージしておくと、無駄な買い物をするリスクを減らせます。
2台持ちにおすすめの格安SIM
2台目の回線の会社によっておすすめする格安SIM会社が変わってきます。
SIMフリーの端末を使う予定ならどの会社を選んでもOKです。
自分の用途に合った会社を選んだ方がよりお得に使えます。
docomo回線でお考えの方
OCN モバイル ONE :docomo回線でお考えの方向けdocomo回線でお考えの方向けの格安SIM会社です。
通信速度も申し分なく、とにかく安くしたい方は一度チェックすることをおすすめします。
欠点は、低速通信の通信量が高速通信量の半分までしか使えない点(例えば、3ギガでの契約プランの場合、低速通信量は1.5ギガまでしか使えない)ですが、多くの方は低速をそこまで使わないため欠点にはなりません。
ほとんどの方にはおすすめできるとても良い格安SIM会社です。
公式サイト>>月額770円(税込)からの格安SIM「OCN モバイル ONE」au回線でお考えの方
IIJmio:au回線でお考えの方向けau系ではUQモバイルがかなり有名ですが、私も使っている「IIJmio」がすごくオススメです。
docomo回線も選択可能ですが、速度はau回線の方が早いです。
通信料は2ギガで858円〜で、速度も全く問題なく、お昼の速度低下も感じません。
期間の縛りもなく、万が一速度等の不満があれば楽天と同じくMNP転出手数料もかからないため、乗り換えの検討をオススメします。
softbank回線でお考えの方
2回線目をsoftbank系で探している方は、Y!モバイルもしくはLINEMOの3ギガのプランが選択肢になります。
どちらもsoftbankと同程度の通信速度が期待できるため、あなたの周りにも乗り換えた人がいるのではないでしょうか。
気になる方はこちらからどうぞ>>【Yステーション】お問合せ・お申込みはこちら公式サイト>>LINEMO
まとめ
賢く使えば、2台持ちはとても快適かつお得に使うことができます。
メリットとデメリットをまとめます。
メリットまとめ
- 用途に応じて使い分けができる
- 充電切れのリスクが減る
- バッテリーの消耗を抑えられる
- それぞれのスマホで別の作業ができる
デメリットまとめ
- 持ち物が増える
- 管理が増える
- 出費が増える
- できることは基本的には同じ
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
少しでも参考になりましたら幸いです。
以上
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