革製品の醍醐味である経年変化(エイジング)
当記事では、iPhoneのApple純正レザーケースの経年変化(エイジング)について記録しています。
結論としては、少しずつ色が濃くなってきており、変化を感じることができました。
長く使うために必要なお手入れについても触れています。
※この記事を読むとこんなことがわかります。
- Apple純正レザーケースはどのようにエイジングするのか
- お手入れは何をすれば良いか
- ベタつきを改善するにはどうすれば良いか
購入を検討している方、お手入れ方法を知りたい方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
3ヶ月経過レビュー
さっそく外観レビューをしていきます。
外観:色が濃くなった
3ヶ月ほぼ毎日触っているため、さらに色が濃くなりました。
下部分の端は持つときに必ず触れるため色の変化が最も大きいです。
3ヶ月という短い期間では、革の劣化は特に見られません。
上部はそこまで触らないためあまり変化がありません。
ネイビーや黒の濃い色は傷が目立ちにくいです。
使っているうちに小傷はつきますが、触っているうちに手の汗や脂が入るため傷が隠れるのだと思います。
横部分も綺麗に保てています。
しっとりして持ちやすい反面「ベタつき」も感じる
革がしっとりしていて、手にフィットして持ちやすいです。
そのため、3ヶ月の間で幸い落としたことは無く、革に大きな傷はつきませんでした。
ただ、このしっとり具合は人によっては「ベタつき」に感じる方もいるかもしれません。
毎日触れるもので、手の汗や脂がケースに付きやすいことから、3ヶ月でややベタつきを感じてきました。
結論としては、次のお手入れでベタつきは改善しました。
お手入れ:汚れ落とし→水分補給→馬毛ブラシで磨く
必要なものはこの3つだけでOKです。
お手入れ手順はこんな感じ。
- 「汚れ落とし」を布切れにつけて優しく拭く
- 乾いたら「デリケートクリーム」を薄く塗る
- 再度乾いたら「馬毛ブラシ」で優しく磨く
レザーケースのベタつき含め「汚れ落とし」には、革靴にも使っている「M.MOWBRAY(M.モゥブレィ)」のステイン・クレンジングウォーターを使ってお手入れしています。
頻繁に触るレザーケースや財布、鞄などは水性の汚れ落としを選んだ方がよいです。
理由は、手の脂が革製品に移るため、油分補給を目的としない汚れ落としを使用する方がよいからです。
こちらのクレンジングウォーターを使っていますが、布にほんの少し色落ちが見られましたが、ケースの見た目に変化は出ませんでした。
布切れはAmazon等にも売っていますが、最初は古いTシャツを扱いやすい大きさに切って使い、使い捨てにすると良いです。
その後、十分に乾いてから「M.MOWBRAY(M.モゥブレィ)」のデリケートクリームを使って水分補給です。
繰り返しますが、毎日触るものなので油分の補給は不要です。
最後に、デリケートクリームが乾いたらレザーケース表面を「馬毛ブラシ」を使って優しく磨きます。
毛の柔らかい馬毛ブラシは主に革靴のお手入れに使用しますが、お手入れの仕上げに使用すると革に輝きを出せます。
ブラシは持ち手部分にやや窪みがあり、大きめのものを選ぶ方がよいです。
理由は、小さいブラシを選んでしまうと磨く際に大きく腕を動かさなければならず疲れるから。
お手入れはこの3つがあればOKです。
この3つは革靴やその他革製品全般に使用できるので、まだ持っていない方は持っておくと便利です。
3ヶ月で色が濃くなり始める。男女問わず使えるおすすめの色
3ヶ月の経年変化(エイジング)をお伝えしました。
まだまだ変化と呼ぶには短い期間なので、今後も継続して記録を残していく予定です。
ネイビーは経年変化しにくいです。
変化は出にくくても、すごく落ち着いた色で男性・女性問わず使える色になっています。
お手入れをすればベタつきも改善されるので、永く使えそうです。
購入を考えている方には是非お勧めしたいです。
以上
↓1年経過の記事になります。経年変化と日頃のお手入れについてより詳しく書きました。
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