「革靴に3万円は出すべき」ってよく聞くけど、具体的に何が違うの?
そんな疑問にお答えします。
安いものでは5,000円ほどから購入可能な革靴ですが、高級品になると10万円以上するものもあり、非常に幅があって悩んでしまいますよね。
当記事では、「革靴を長く履くなら3万円以上のものを購入すべき」理由について解説します。
予算3万円〜でおすすめのブランドも紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
1万円の革靴を買うなら予算を3万円に上げるべき4つの理由
革靴の予算を3万円に上げるべき理由はこの4つ。
- 修理して長く履ける
- 足にフィットして履き心地が良く歩きやすい
- 見た目の高級感がある
- 革質が良い
長く履く上では、結果的に3万円の革靴を選んだ方がメリットが多いのも事実です。
1万円の靴と3万円の靴の違いを知ることで、3万円を選んだ方が良い理由を知ることができます。
それぞれ説明していきます。
使い捨てになる↔︎修理して長く履ける
安い靴は使い捨てになり、高い靴は修理して履き続けることができます。
1万円の革靴の製法で多いのが、「セメント製法」です。
この製法の靴は、靴底が接着剤で貼り付けられて作られており、底の張り替えができません。
量産に向いた製法のため安価にできる反面、修理をして長く履く前提の作りではないことから、数年で使い捨てとなってしまいます。
一方、3万円の革靴は以下の製法で作られていることが多いです。
- グッドイヤーウェルト製法
- ハンドソーンウェルト製法
どちらも靴底(ソール)の交換が可能な製法で、修理して履くことを考えられた作りになります。
長く履きたいならソールの交換ができる上記2つの製法の靴を選ぶべきと言えます。
履き心地が良くない↔︎足にフィットし履き心地が良く歩きやすい
高価な靴になればなるほど、足に馴染んでフィット感に優れる靴が多いです。
安価な革靴は中の作りも簡素であることが多いです。
3万円の革靴の中物はコルクが使用されることが多く、中敷に革が使われているものもあります。
履き込むことでコルクが足の形に合っていき、だんだんと足にフィットしていくのに比べ、1万円の革靴は履き心地に変化がありません。
中敷に革が使われることで見た目の印象もよく、革靴の中の湿度の調整にも役立つことから、素材がもたらす履き心地の差は大きいです。
履き心地の良さは疲れにくさにも直結するため、1度履いてしまうと足にフィットした革靴を自然と選びたくなると思います。
見た目がかっこよくない↔︎見た目に高級感がある
靴は値段に比例して革質がよくなるため、明らかな見た目の高級感が出ます。
安い革靴は、革質も影響して高級感で見劣りします。
また、デザインにおいてもオシャレな革靴が少ないです。
スーツスタイルにおいて、革靴が与える見た目の印象は大きいので、靴で判断されないようにある程度の価格の靴に投資する必要もあります。
革質が悪い↔︎革質が良い
革靴はお金を出せば、革質が比例してしなやかな革が使われているものがほとんどです。
安い革靴には合皮が使われていたり、本革が使われていても質が低い革が使われています。
合皮の靴は履いているうちに劣化していき、数年でボロボロになるのに比べて、革質の良い靴は表面の艶やしなやかさで違いが現れます。
また、安い靴にはコーティングを施した革が使われていることもあり、時間の経過とともにコーティングの劣化からヒビ割れを起こすことがあります。
高い革靴では、お手入れをしつつ、10年、20年と長く履くことも可能です。
質の良い革が使われている靴は、革が本来の持つ自然の光沢があり、経年変化(エイジング)が楽しめるのも魅力の1つです。
↓お手入れについては、こちらの記事にまとめています。
靴磨きを基本から学べます。
おすすめのブランド4つ
ブランドは以下の中から選ぶことをおすすめします。
予算3万円で購入するなら、この中から選べば失敗はありません。
傾向を示すとこんな感じ。
ブランド | 魅力 |
SCOTCH GRAIN | 革質が良い。アウトレットもあり。 甲高のため足に合う方はおすすめ。 |
Jalan Sriwijaya | 歩きやすく、革質も良い。 デパートに行けば試し履き可能。 |
REGAL | 店舗が多く、種類が豊富。 安価なモデルを選ばなければ失敗はしない。 |
SHETLANDFOX | 見た目がかっこいい。ハズレが少ない。 店舗が少ないのが難点。 |
中でも私が10年履いている「ジャランスリワヤ」はコスパが高くてかなりおすすめ。
まとめ
1万円の革靴を買うなら3万円の革靴を買うべき理由をまとめました。
当記事をまとめます。
◆革靴の予算を3万円に上げるべき理由◆
- 修理して長く履ける
- 足にフィットして履き心地が良く歩きやすい
- 見た目の高級感がある
- 革質が良い
革靴をお手入れや修理をして長く履く方が、メリットが多いとわかると思います。
「おしゃれは足元から」という言葉もある通り、これを機に革靴に投資をしてみてはいかがでしょうか。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
↓革靴のお手入れ用品について、オススメ10個をランキング形式で紹介しています。ご興味のある方はぜひご覧ください。
以上
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