靴磨き用品を買う前の自分に伝えたいことがあります。
「ケア用品を買うなら、これさえ揃えればOK!」
この記事を読んでいただければ、靴磨きに必要なものが揃います。
こんな方向けの記事です。
- これから靴磨きに挑戦してみたい方
- この春から革靴を履き始めた方
- 靴磨き用品で何を買うべきか知りたい方
多くのお手入れ用品を使ってきた私が自信を持っておすすめします。
とりあえずの方は、これからご紹介する「5個目」まで揃えれば、しばらくはケア用品を買い足す必要はありません。
参考にしていただければ嬉しいです。
靴磨き用品はこれだけ揃えればOK
日頃履いている革靴9足です。中には10年履いている靴もあります。
シューツリーだけに留まらず、多くのお手入れ用品に手を出した結果、
「これは絶対に必要。」
「これだけ買えばあとは要らない。」
そんな観点から今回紹介する10点を選びました。
これらを揃えれば、この先ずっと靴磨きに困りません。
用途は革靴だけに限らず、革製品全般に使える製品も多いので、汎用性が高いです。
- 馬毛ブラシ
- 豚毛ブラシ
- サフィールノワール クレム1925
- M.MOWBRAY ステインリムーバー
- M.MOWBRAY デリケートクリーム
- ペネトレイトブラシ
- サフィールノワール ソールガード
- Boot Black エッジカラー
- Boot Black リッチモイスチャー
- KIWI 防水・防汚スプレー
「とりあえず、最低限の靴磨きができれば良い」という方は、1〜5まで揃えればOKです。
6番目以降の商品は、革靴をより美しく、より快適に履くために必要なものとなるため、必要になってから購入しても遅くはありません。
馬毛ブラシ
必要不可欠度 | ★★★ |
オススメ度 | ★★★ |
コスパの良さ | ★★★ |
馬毛ブラシは毎日使います。
ないと革靴のホコリを落とせないので、持ってない人は絶対に買うべきものです。
革靴を履く前、脱いだ後の1日2回使います。
毛足が長いもの、持ち手にくぼみがあるものが持ちやすいのでオススメ。
豚毛ブラシ
必要不可欠度 | ★★★ |
オススメ度 | ★★★ |
コスパの良さ | ★★★ |
こちらも必ず用意するべきもの。
主に靴磨きのクリームを伸ばすために使います。
安いものは化繊の毛でできているものもありますが、豚毛の方がお勧めです。
豚毛を含めて動物性の毛が使われているブラシは、靴磨きの際に過剰についたクリームを吸収する働きがあります。
ブラシについたクリームを靴全体に満遍なく行き渡らせるには、天然の毛の方が良いです。
サフィールノワール クレム1925
必要不可欠度 | ★★☆ |
オススメ度 | ★★★ |
コスパの良さ | ★★☆ |
靴磨きにはクリームが不可欠です。
こちらは油性クリームで、油性ならではの力強い艶が出せます。
お店には乳化性クリームも数多くありますが、油性のため乳化性クリームと比べて艶が強く、初心者でも簡単に輝かせることができるためオススメです。
油性クリームは革に水分を補給することができないためデリケートクリームとの併用が必要ですが、使って損はないクリームです。
↓「サフィールノワール クレム1925」については、こちらの記事で詳しく書いていますので、お時間のある方はご覧ください。
靴磨きクリームは「サフィールノワール クレム1925」がおすすめの理由
M.MOWBRAY ステインリムーバー
必要不可欠度 | ★★★ |
オススメ度 | ★★★ |
コスパの良さ | ★★★ |
水性の汚れ落としです。布につけて革靴を優しく拭き取るように使います。
「カルピスウォーター」のような白色をしていて、さらっとしています。
液状のため塗りムラができにくく、付けすぎる心配がないので安心です。
汚れ落としは他にもクリーム状のものなども多くありますが、水性の方が使いやすいと思います。
今は新しくなったこちらのクレンジングウォーターの方が、香りもよく使いやすいのでオススメです。
M.MOWBRAY デリケートクリーム
必要不可欠度 | ★★★ |
オススメ度 | ★★★ |
コスパの良さ | ★★★ |
革には定期的な水分と油分の補給が必要ですが、こちらは水分補給に使用します。
スライムのような感触で、塗った後はさらっと仕上がります。
過剰に塗っても失敗しない点も安心ポイントです。
逆さで保管すると開けるときに漏れるので注意です。
ペネトレイトブラシ
必要不可欠度 | ★★☆ |
オススメ度 | ★★★ |
コスパの良さ | ★★★ |
油性クリームを靴に塗る際や、次に紹介するソールガードを塗る時に使用します。
私はクリームを指で塗りますが、指が届かない部分にはこちらを使っています。
人によっては指を使わずにこちらのブラシでクリームを塗る人もいます。
油性クリーム用と靴底用に各1本ずつあればOK。
価格も安いですし、1本買っておくのがおすすめ。
サフィールノワール ソールガード
必要不可欠度 | ★★☆ |
オススメ度 | ★★★ |
コスパの良さ | ★★☆ |
革底(レザーソール)のケアに使います。
レザーソールも定期的な油分の補給が必要で、こちらを塗ることでソールの摩耗を遅らせることができます。
ソールの返りが良くなる効果もあるようですが、その効果はあまりわかりません。
少なくとも、レザーソールの革靴を履いている方は、こちらを使って摩耗を遅らせるためのケアをした方が良いです。
Boot Black エッジカラー
必要不可欠度 | ★★☆ |
オススメ度 | ★★☆ |
コスパの良さ | ★★★ |
レザーソールのコバのケア用品です。
これを塗ると、コバの黒さが蘇ります。
かなり黒くなるので、まるで新品のようになります。
塗ると塗らないとでは大違いです。効果は使えばわかります。
1度買えば5年くらいは使えそうな量が入っているのでまだお持ちでない方はぜひ試してみてください。
Boot Black リッチモイスチャー
必要不可欠度 | ★★☆ |
オススメ度 | ★★★ |
コスパの良さ | ★★☆ |
革の栄養補給と艶出しのオイル。
保革・艶出し成分は「アラガンオイル」「マカダミアナッツバター」「カルナバワックス」と豊富に含まれています。
栄養補給&艶出しがこれ1本で済みます。
私はデリケートクリームとサフィールクレム1925を使うのが何となく面倒に感じた時に使っています。
KIWI 防水・防汚スプレー
必要不可欠度 | ★★☆ |
オススメ度 | ★★☆ |
コスパの良さ | ★★★ |
防水スプレーも1つは持っておきたいものです。
こちらは革靴などのスムースレザー、スエードなどの革製品はもちろん、傘やスキーウェアなどにも使えます。
むしろ「革製品にも使えます」という表現が正しいかもしれませんが、KIWIの商品で容量も多く、1度買うと長く使えます。
まとめ
今まで数々の靴磨き用品を使ってきましたが、結局「これだけあれば十分だった」と思い、まとめてみた次第です。
当記事をまとめます。
- 馬毛ブラシ
- 豚毛ブラシ
- サフィールノワール クレム1925
- M.MOWBRAY ステインリムーバー
- M.MOWBRAY デリケートクリーム
- ペネトレイトブラシ
- サフィールノワール ソールガード
- Boot Black エッジカラー
- Boot Black リッチモイスチャー
- KIWI 防水・防汚スプレー
もし「最低限のお手入れができればよい」という方は1〜5まででOKです。
当記事が、これから靴磨きを始める方にとって少しでもお役に立てたのであれば嬉しい限りです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
以上
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