ビジネスバッグの選び方が知りたい。
そんなあなたに向けて。
ビジネスバッグ選びって色や素材、デザインや機能性など、色々な項目があり迷います。
当記事では、迷いがちなビジネスバッグ選びをポイント順にご案内していきますので、参考にしてください。
※なお、ビジネスバッグの中でも最もスタンダードな形である「ブリーフケース」を選ぶ前提で話を進めていきます。
容量:何を持ち運び、どこで使うのか
バッグを買おうとするとデザインや素材から選びがち。
ですが、「何を持ち運び、どこで使うのか」をはっきりさせることが大事です。
容量は最も重要で、書類が入らないと仕事に影響が出てしまいます。
真っ先に「そのバッグで問題なく仕事ができるか」をチェックしましょう。
通勤にしか使わないのか、営業などで資料やタブレット・モバイルPCなどを持ち運ぶのかによって、必要な容量は人それぞれです。
必要なものが入るサイズなのかを確認しましょう。
最も一般的なのはA4サイズ。
A4サイズ
幅:37cm
高さ:27cm
マチ:10cm前後
この大きさであればA4サイズが収納可能です。
マチは「10cm前後」が一般的で、7cmや8cmマチの鞄だと気持ちスマートな印象になります。
営業で資料をたくさん持ち歩く人は、マチが10cm前後のものを選ぶといいでしょう。
収納力・機能性
「容量」に次いで「収納力」や「機能性」も重要で、こちらはナイロンに軍配が上がることが多いです。
ナイロンのバッグはポケットの数やペン挿しがあったり、タブレットを入れるスペースなどが付いているものもあります。
持ち運ぶものが多いとポケット数が多いと細かく分けられて非常に便利です。
一方、本革の鞄はコストや製作工程の関係から、ナイロンバッグには付いていても本革の鞄には付いていないものがあります。
ナイロンの収納力や機能性が必要か、本革の収納力でも問題ないか、きちんと確認するようにしましょう。
素材ごとの特徴を理解する
ビジネスバッグの素材は、一般的に「革」「合皮」「ナイロン」があります。
それぞれの特徴を理解して、あなたにどれが1番合っているか、どのようなバッグを希望しているかを整理しましょう。
メリット | デメリット | |
本革 | 高級感がある 長年使用可能 経年変化を楽しめる | 高価 手入れが必要 収納力・機能性はナイロンに劣る 重い 水に弱い |
合皮 | 本革に比べて安価 革の雰囲気を味わえる 軽い 水に強い | 手入れが楽(不要) 年数が経つと劣化する 熱に弱い |
ナイロン | 収納力・機能性が良い 乾きが早い 軽い 水に強い デザイン性に富む | 手入れが楽(不要) 本革と比べて高級感で劣る 年数が経つと劣化する 熱に弱い |
どの素材にもメリットとデメリットがあります。
どの特徴を優先したいかを考えて、あなたに最適な素材を選ぶと良いでしょう。
底に鋲ありで自立するものがベター
営業マンなど、外出先で鞄を置く機会がある方は自立するものがオススメです。
自立しない鞄を選んでしまうと、鞄か倒れないか気を取られて商談どころではなくなってしまいます。
選ぶ際は底に鋲が打ってあるものや、しっかりとしたマチ幅があるものを選ぶと良いです。
色:「黒」or「ネイビー」
基本は、「スーツと鞄の色を合わせる」です。
そのため、手持ちのスーツが黒系統なら、鞄も黒を選ぶのが間違いないです。
黒を選べば、冠婚葬祭やフォーマルの場でも使え、汎用性が最も高いです。
しかし、黒ばかりだと地味に感じてしまうもの。
そんな方は「ネイビー」を選ぶのをおすすめします。
「ネイビー」の良さは、黒に比べてフレッシュさや清潔感が出しやすいことです。
黒よりも明るく若々しい印象になり、もちろんネイビースーツとの相性は抜群です。その他、グレー系のスーツにも合います。
スーツにも共通しますが、よほど明るいネイビーを選ばない限り、失敗は少ないと思います。
また、ブラウンの鞄も見た目はかっこいいのですが、合わせるのに注意が必要です。
鞄と靴、ベルトの色を合わせるのがコーディネートの鉄則であることから、ブラウンのベルト・靴をお持ちの方であれば問題ないです。
また明るめのブラウンの鞄は、単品で見るとオシャレでかっこいいのですが、ビジネスでは合わせるのがかなり難しいので注意してください。
重量:1日持ち運べるか
鞄の重さはけっこう大事です。
移動が徒歩であれば、鞄を手に持って運ぶことになります。
そのため、1日持ち運んでも耐えられるかがポイント。
移動が車・バイク・自転車などであればある程度の重量になっても問題ないかもしれません。
一般的に重量は、
ナイロン < 合皮 < 本革 の順に重くなります。
体力・筋力に自信がない方、軽さが1番大事な方は、ナイロンか合皮を選びましょう。
本革はある程度の重みになってしまうので、移動が徒歩でない方や身体ががっちりした方であればお勧めできます。
高級感では本革が圧勝
見た目では高級感のある本革が1番かっこいいです。
スーツとのトータルコーディネートでも本革に軍配が上がると思います。
本革の鞄のデメリットである、
- 高価
- 重い
- お手入れが必要
- 収納力が低い
- 水に弱い
これらの項目をクリアできるのであれば、私は高級感があって永く使える本革製の鞄をおすすめします。
まとめ 特徴を理解して選ぶ
鞄選びのポイントをまとめました。
それぞれの特徴を理解して、あなたに最適なビジネスバッグを選んでいただければと思います。
当記事をまとめます。
- 容量:何を持ち運び、どこで使うのか
- 収納力・機能性
- 素材ごとの特徴を理解する
- 底に鋲ありの自立するものがベター
- 色:「黒」or「ネイビー」
- 重量:1日持ち運べるか
- 高級感では本革が圧勝
ちなみに、私は本革の鞄とナイロンの鞄を天気で使い分けています。
普段遣いは本革の鞄を、雨の日はナイロンの鞄を使っています。
ナイロンは軽くて、雨を気にしなくて良いので非常に楽です。
当記事があなたのビジネスバッグ選びのお手伝いができたのであれば嬉しい限りです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
以上
創業130年の鞄メーカー 林五のオリジナルブランド【FIVE WOODS】
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