革靴をお手入れして長く履く。
自分の足に合った革靴は、できるだけ長く履きたいものです。
「お洒落は足元から」という言葉があり、靴を綺麗に保つことはとても大事なことだと思います。
今回は革靴のお手入れ方法と、普段使用している靴磨きグッズを紹介したいと思います。
お手入れ用品のすべて
全て1,000円〜2,000円ほどで購入可能なものを使っています。
画像左から順に、
ブラシ 合計5本
- ペネトレイトブラシ(立てている小さいブラシ)×2本
- 豚毛ブラシ×2本
- 馬毛ブラシ×1本
クリーム 合計3種類
- M.MOWBRAYの乳化性クリーム
- SaphirNoirの油性クリーム
- M.MOWBRAYのデリケートクリーム
ワックス
- KIWIのワックス
上段の瓶 合計3種類
- Boot BlackのEDGE COLOR(コバインキ)
- Boot BlackのRICH MOISTURE(アラガンオイル配合クリーム)
- SaphirNoirのソールガード
お手入れ順に説明します
途中で乾かす工程が入るため、1足あたり20-30分くらいかかります。
馬毛ブラシで埃をさっと払う
革靴の表面の埃を払うように、軽くブラシをかけます。
私が使っているブラシですが、毛の柔らかさがちょうどよく気に入っています。
東急ハンズに1,000円ほどで売っていたものだったと思います。
馬毛ブラシはずっと使うことになるので、必ず1本は持っていた方がいいです。
特に、持ち手のところにくぼみがあるものが持ちやすくておすすめです。
ステインリムーバーで汚れ落とし
汚れ落としにはM.MOWBRAYのステインリムーバーを使用しています。
液体のため浸透しやすく、使いたい量を使い古しの布につけて軽く撫でるようにして汚れを落としています。
ほとんどの汚れは落ちるので、ステインリムーバーさえあれば大丈夫だと思います。
デリケートクリームで水分を入れる(保湿)
革靴のお手入れは、人間で言うところのお肌のお手入れと同じです。
汚れを落とした後(人間で言うと洗顔後)は保湿をするために水分を入れます。
油性クリームを付けると見た目が綺麗になって、水分を入れなくても大丈夫なような気がしますよね?
ですが、しなやかさを保つために、靴磨き2回に1回は水分を入れるようにしています。
また、新しく革靴を購入した際も、ステインリムーバーで汚れを落とし、同じく水分を入れるようにしています。
これは購入した革靴が流通の過程で時間が経って、革の中の水分が抜けて乾燥しているためです。
乳化性クリームor油性クリームで輝かせる
2種類のクリームを持っていますが、最近は専らSaphirNoirの油性クリーム「クレム1925」を使っています。
クレム1925は、油性クリーム状の強い輝きが特徴です。
クレム1925に含まれている成分
- ビーズワックス
- カルバナワックス
- シアバター
天然素材で出来ています。私は指で塗っていますが、とても伸びがよく、輝きの深みが一味違います。
クリームを付け過ぎないように注意して使えば、すごく強く光るのでおすすめです。
「クレム1925」については、こちらの記事で詳しく説明していますので、興味のある方はご覧ください。
靴磨きには「サフィールノワール クレム1925」がおすすめ。最高級油性靴クリーム
豚毛ブラシで磨く
クリームを塗ったら5-10分くらい放置して、クリームを馴染ませます。
豚毛ブラシを素早く動かして磨きます。
サフィールのクリームだけで充分な輝きが出るはずです。
就職活動の時にREGALで購入した豚毛ブラシを使っています。使用歴は10年を越えましたね。
大きい方が作業が捗るので、最近、DASCOのブラシを購入してみました。
ウェスで余分なクリームを取り除く
豚毛ブラシでクリームを伸ばした後、靴の表面にある余分なクリームをウェスで拭いていきます。
コロニルのクロスが有名ですが、着古したTシャツを小さく切ったもので代用可能です。
もし初めて用意する場合は、生地の質感を知るためにコロニルのクロスを買ってみるのも良いと思います。
ワックスでつま先(トゥ)を輝かせる
仕事で履く分には不要かもしれませんが、つま先部分(トゥ)をワックスで光らせるととてもお洒落です。
光るようにするはコツが必要で、私自身まだ満足の行く仕上がりにできませんが、ワックスも所有しています。
まとめ
基本的なお手入れについてまとめてみました。
今回のお手入れをするだけで、長く革靴と付き合っていけると思います。
以上
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