今回は、2021年7月2日に発売されたXiaomi「Mi 11 lite 5G」のレビューをしていきます。
購入から2週間ほど経過し、「使ってみて良かった点」と、「気になった点」をお伝えします。
こんな方向けの記事です。
- コスパのいいスマホを知りたい
- 薄くて軽いスマホに魅力を感じる
- Xiaomi「Mi 11 lite 5G」の実際の感想を知りたい
購入を検討している方や、コスパの良いスマホを探している方にとって参考になる記事になれば幸いです。
それでは参ります。
総評:「薄さ・軽さがウリ」普段ゲームをしない人におすすめ
先によかった点と気になった点をまとめます。
◯よかった点◯
- 薄くて軽い
- 筐体の質感良し
- 普段遣いにストレスなし
- DSDVでデュアルSIM運用が可能
- デュアルスピーカーで音が良い
- 付属品が充実している
△気になった点△
- 重めのゲームは苦手
- バッテリー持ちは「並」
- カメラ:AIの味付けが強く△
- ワイヤレス充電非対応
- 防水性・耐水性なし
Mi 11 lite 5Gは、本体の薄さが6.81mm、重量159gの軽さが1番のウリ。
弱点は、重めのゲームとの相性が悪いところ。
ゲームによっては、カクツキがあったり動作自体しないものもあります。
ゲームをする人は絶対に選ばない方が良いです。
素直にもう少し予算を上げて後継機種の「11T Pro」かiPhoneを選びましょう。
普段ゲームを全くしない人であればかなりおすすめ。
日常生活でスマホを使う時って、私の場合だとこのくらい。
- LINE
- メール
- ブラウジング
- カメラ
- 地図アプリ
- 時刻表
- Youtube、Spotify など
これら全て、このスマホで十分快適に使えています。
以前までOPPOの「A73」というAndroidスマホを使っていましたが、こちらに変更したところ、アプリの起動からブラウジングまでサクサク感がかなり上がりました。
画面のリフレッシュレート90Hzを選べるため、画面表示がヌルヌルでiPhoneに近い感覚です。
多くの方にとっては、非常に快適に使えます。
もし今のスマホを数年使っている方は、乗り換えを検討してみても良いのではないでしょうか。
◎「薄くて軽い」は正義
「うわ、軽い」
箱から出して持った瞬間、感じたのがこれ。
6.55インチの大画面なのに、薄さ6.81mm、重さが159gとものすごく軽い。
iPhone13と比べても、画面が大きいのに14gも軽い。
Mi 11 lite 5Gは、この画面の大きさに対してかなり軽いので、持つ手が非常に楽なんですよね。
ただ、手が小さい方はこの大画面には少し慣れが必要かもしれません。男性が使う分にはおそらく問題ないと思います。
私は軽さを活かしてケースなしで使っています。
指紋認証は電源ボタンにあります。認証か爆速なため、ストレスフリーになります。
私はまだ使っていませんが、スマホリングを使うともっと快適になる気がします。
◎3色展開。筐体の質感良し
色はトリュフブラック・シトラスイエロー・ミントグリーンの3色から選択可能です。
私はシトラスイエローを選びました。
上品な淡い黄色で、見る角度によって気持ち虹色に見える部分があります。
背面は「すりガラス風」になっていて、かなり質感は良いと思います。この質感によって指紋や汚れは目立ちにくい点も良いです。
私はシトラスイエローかミントグリーンで迷いましたが、定番のブラックもあるので、絶対に失敗したくない人はブラック一択ですかね。
◯スナドラ780G搭載。ゲームを除き普段遣いにストレスなし
スマートフォンの頭脳にあたるCPUは「Snapdragon 780G」が搭載されています。最上級のものではありませんが、普段遣いには全く問題なし。
とてもサクサク動きます。
最初にもお伝えしましたが、ゲームとの相性は悪いようで、動作に不安が残るためゲームをやる予定の方にはおすすめできません。
ただ、ライトユーザーや人並みにスマホを使う方にとっては何ら問題ないので、Mi 11 lite 5Gが使い物にならないと感じる人はほぼいないんじゃないかなと思います。
◯バッテリー持ちは「並」
よく言われるバッテリー持ちについては、特別良いとも悪いとも感じません。使った分はしっかりバッテリーを消費する感じです。
私の使用環境はこんな感じ。リフレッシュレートは90Hzです。
- 通勤(片道30分)にYouTube・Spotifyを流しっぱなし
- 昼休みにブラウジング
- 移動時にYoutube流しっぱなし
デュアルSIM運用
SIM1:「楽天モバイル」(通話専用)
SIM2:「BIGLOBE モバイル」(モバイル通信用)
サブでの運用なので、平日であれば家を出てから帰宅するまでの使用時間は1日あたり1〜4時間程度かと思います。
使った分だけ減る感覚があります。
もしこの1台で全てを任せようとすると1日ギリギリ持つ程度かなと予想しますね。
あと、私の場合は地方在住のため、楽天モバイルの電波を掴むのにもバッテリーを消費している気がします。
◎DSDVでデュアルSIM運用が可能
1台のスマホで2枚のSIMを使えるため、2つの番号で着信を受けることが可能です。
1枚は音声通話SIM、もう1枚はデータ専用SIMと使い分けることも可能。
私はSIM1を通話専用として「楽天モバイル」、SIM2をデータ回線&音声SIMの「BIGLOBEモバイル」で運用しています。
切替も非常にわかりやすく、「設定」からどちらのSIMをデフォルトに設定するかを選択します。
仕事とプライベートの2つの電話番号を1台のスマホで使い分けたい方におすすめできます。
◯デュアルスピーカーのためけっこう良い
デュアルスピーカー搭載で、画面上部(通話時に耳があたるあたり)にもスピーカーがあるため、非常に音が良いです。
メインスマホがiPhone SE第2世代のため、デュアルスピーカーで聴くと音に広がりがあって、画面から音が聴こえる感覚のため、スマホスタンドに立てかけて置けて非常に聴きやすいです。
使っているスタンドはこちら。ステンレスの筐体で、Apple製品と一緒にデスク周りに置くのにも相性が良くおすすめです。
◯カメラ:昼間はAIの味付けが強く△、夜間撮影はいい感じ。
カメラは好みが分かれると思われます。
昼間の光量が多い場面での撮影では、オートで撮影される色味がやや強調された色合いになります。
色がくっきり映る感じ。特に赤っぽい色はきつい色になりがちです。
よく言えば「SNS映えする」味付けで、自然な写真を撮りたい方にはおすすめしづらい。
一方、夜間の撮影には強く、けっこういい感じに撮れます。
メインで使っているiPhone SE第2世代が夜間にめっぽう弱いので、この夜間撮影に強い点は個人的にかなり評価高いです。
ポートレートモードは、私の使うiPhone SEは「人物のみ」なのですが、こちらは物に対しても背景のぼかしを入れることができます。こちらもあると便利な機能です。
カメラは少々癖がありますが、夜間の撮影にも強く総合的には決して悪くありません。
◯フィルムは貼り付け済、クリアケースと急速充電器(33W)が付属
必要なものは最初から全て揃っているので、別途購入する必要はないのがいいですよね。
特に急速充電対応の33Wの充電器が付属してくるのがありがたい。
バッテリー持ちが並なので、急速充電で弱点を補っているようですが、私にとっては急速充電器が付属するので良いと思いました。
本体が薄いためイヤホンジャックはありません。そのため、変換ケーブルが付属してきます。
×非対応:ワイヤレス充電は非対応。耐水性・防水性なし。
今ではワイヤレス充電対応のスマホが増えてきていますが、ワイヤレス充電は非対応。
耐水性と防水性能もありません。
水を使う場所での使用は控えた方がよいです。
個人的には、料理中にキッチンで動画を流すことが多いので、軽い耐水性は欲しかったところ。
購入はAmazonかIIJmioがおすすめ
購入先は、Amazonもしくは現在でも取扱いがある格安SIMの「IIJmio」の2択です。ただ、後継機種「11T Pro」も非常に評価が高く、IIJmioなら価格も34,800円のためこちらを購入した方が良いです。
↓IIJmioの魅力と注意点はこちらの記事で詳しく説明しています。
まとめ 薄くて軽い。コスパ重視でゲームをしない方向け。
今回の記事ではXiaomiの「Mi 11 lite 5G」のレビューと使ってみて良かった点と気になった点をまとめました。
良かった点と気になった点をまとめます。
総評:薄さ・軽さがウリ。普段ゲームをしない人におすすめ。
- ◎「薄くて軽い」は正義
- ◎3色展開。筐体の質感よし
- ◯スナドラ780G搭載。ゲームを除き普段遣いにストレスなし
- ◯バッテリー持ちは「並」
- ◎DSDVでSIM2枚での運用が可能
- ◯デュアルスピーカーのためけっこう良い
- ◯カメラ:昼間はAIの味付けが強く△、夜間撮影はいい感じ
- ◯フィルムは貼り付け済、クリアケースと急速充電器(33W)が付属
- ×非対応:ワイヤレス充電、耐水性・防水性なしのため注意
本体の薄さ・軽さが非常に快適で、個人的にはシトラスイエローの色合いが絶妙なのでおすすめしたいです。
ゲームをしないことが大前提になりますが、スナドラ780Gで動作はサクサクで快適ですし、SIM2枚運用も可能です。
気になった方はチェックしてみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
以上
コメント